設立の趣旨と背景
今、私たちは、住み慣れた地域で、安心して快適に暮らすことを望んでいます。生活のあらゆる場面で健康、自立と選択の自由を持ち、それらを守ることの出来る環境とサポートを求めています。
しかしながら、高齢化社会の進行と出生率の低下は、国の政策に大きな転換をもたらしています。今まで介護を必要とする高齢者等の対応策として、福祉施設を中心として考えられて来ましたが、最近では要介護者が社会生活から隔てられることなく、住み慣れた地域社会で、近隣の人々との触れ合いや助け合いの中で介護を受けながら生活して行くことの大切さや、意義が見直される様になりました。
このような暮らしを実現する為には、市民が主体的に環境作りを担うことや、支援をすることが大切です。
私たちは、まちを愛し、人と人との繋がりを大切にするという考えのもと、社会福祉の充実は勿論、心豊かで高い独創性を持つ子供を育 む教育の振興、また、シニア世代の求職を支援する等の想いを、形に出来る環境や仕組みを作ることが必要であると考えました。
故に今般、社会福祉事業及び地域活動団体への支援や、経済的理由により就学困難な生徒に対して奨学援助を行う他、自立支援金の給付事業を通じて、社会有用な人材を育成すると共に、本格的な高齢社会を迎える中で、第一線を退かれたシニアの方に、地域社会に 密着した多様な仕事を提供する新しい就業形態を確立して、高齢者の 就業機会の増大を図る等、ささやかながら地域社会に貢献することを目的として、一般社団法人OZAWAいつもありがとう協会を設立することにしました。
事業目的について
一般社団法人OZAWAいつもありがとう協会は、社会福祉事業及び地域活動団体への支援や、意欲と能力を持ちながら経済的理由で学習機会に恵まれない生徒に対して、奨学金の給付をおこない、もって地域社会の健全な発展と教育の機会均等に寄与することを目的とします。
社団概要について
名称
一般社団法人OZAWAいつもありがとう協会
設立者
小澤 直幸
設立年月日
平成27年1月9日
理事長
小澤 幸喜
主な事業内容
- 社会福祉法人等への支援事業
- 大学・短期大学・専門学校等に進学する生徒に返済不要の奨学資金の支援事業
- 18歳を迎え就職する生徒に新生活の支度金として、自立支援金の給付事業
- 地域活動団体に対する支援事業
事業内容のご紹介
一般社団法人 OZAWAいつもありがとう協会は、地域活動団体への支援及び奨学金の給付事業を行なっています。ここでは、その一部を紹介します。
(1)地域活動団体への支援について
元気が出る地域づくりを目指すためには、地域住民と自治体・企業・NPOなどが連携し、ネットワークを構築することが欠かせません。当法人では他団体との連携を積極的に進め、支援に取り組みます。
(2)就職自立・奨学支援事業について
この就職自立・奨学支援事業は、児童養護施設に在籍していて18歳を迎え、卒業後に就職又は進学する予定の生徒たちへ新生活の支度金として、就職自立・奨学支援金の給付を行い、生徒たちの明るい未来の創造と経済的負担を軽減し、もって必要な環境整備と機会均等に寄与することを目的とします。
詳細は募集要項をご覧ください。